NPO法人 『木の住まいを創る会』
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ナチュラル思想の住まい
人間の【第3の皮膚】
国産材へのこだわり
環境に対する責任
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国産材への取り組み




私たちは、日本における住まいづくりにおいて、国産材をおおいに利用し、活用し、
山のみどりと、資源の有効活用、又、日本の気候風土、文化の中での住まいのあり方を見直し、

   
地球に優しい… ▲環境に優しい… ■そして人間に優しい… 

木を豊かに使った、「ナチュラル思想の健康な住まいづくり」を理念に、活動をしています。



『木の住まいを創る会』



「木の住まいを創る会」
は、1986年に国産材運動を主に活動を開始致しました。

現在の私達の周りの住まいづくりは、
愛する家族達(両親・妻・子供)が安心して住む事ができる
『住まい』があるだろうか… という疑問を感じ、このままでは有害建材に埋め尽くされてしまい
人類は破滅してしまうのではと思ったからです。


日本の気候風土は、高温多湿にもかかわらず、高気密にし換気や通気に配慮せず、住まいを潜水艦の
ようにし、まるでビニール袋の中に住んでいるようであり、また、構造材の柱などは、輸入材の
「米栂」一辺倒で、このままでは、日本の林業がダメになってしまうでしょう。

臭化メチル剤などで、カビや害虫などの予防・駆除の為、くん蒸処理された外材が多用され、又、
土台に至っては、そのままでは耐久性がない為、注入材と称して有害な CCA (銅、クロ・ヒ素の溶剤)を
米栂に注入した土台が使用されています。また、室内に目をむけると、内装材は合板のフローリング、
化粧合板の壁、プリント合板、パーティクルボード、ビニールクロス 等が氾濫し、室内に有害物質の
ホルムアルデヒドやダニ、カビが充満し、人間の健康を省みない住まいを、あまりにも多く目にします。
  
窓枠、ドア枠材、巾木、室内ドア、家具、内装材に至るまで、ポリ塩化ビニールにプリントされた
塩ビシートやポリエチレンシートで覆われた建材が使用されています。

一方、室内には、ユア樹脂の接着剤やビニールクロス、新建材、家具材等から放出される
ホルムアルデヒド により、抵抗力のない子供や大人までもが、石油化学系の建材や製品に対して、
アレルギー過敏性になり、アトピー性皮膚炎等に悩まされている事が少なくなく、最近はアレルギー性
皮膚炎や喘息になっている人も多いようです。

ビニールクロスや化粧合板、塩ビ化粧合板、プラスチック建材等の石油化学建材が多用されるため、
室内の調湿機能のない住まいが多く、内壁に結露水や水滴が付き、それが原因で、カビが発生し、
かびを栄養にし、ダニが発生し喘息やアレルギー性皮膚炎の原因になっていることが多いのです。

これではまるで、体を悪くするために一生懸命働き、不健康な住まいを造っているようなものです。
こんな商業主義に毒された不健康な住まいづくりで良いのでしょうか。

耐久年数にも疑問があります。
最近の日本の住宅の平均建替え年数が、15~20年と統計が出ています。住宅ローンのローン年数が、
25~30年です。ローンが完済しないうちに住まいがダメになってしまうようでは困ります。

高齢化社会が叫ばれ、住まいも高齢化に対応した住まいが求められてきていますが、間取りや
システムだけを高齢化対応にすれば良いのでしょうか? 
高齢になった時に、増改築も、リフォームにも、対応できない住まいだったらどうなるでしょう。

ヨーロッパでは、100年や150年前の住まいが沢山あるといいます。
現在の
ライフスタイルに合わせて、リフォームを行いながら住んでいると言います。
これが、本当の住まいの姿なのではではないでしょうか。

木の国スエーデンでは、住まいを造るために、木を切ってから植林し、その木が成木として使用される
までの期間から、住まいの耐久性が求められ、それを裏づけるように、75年ローンがあるそうです。

木材耐腐、耐蟻用薬剤、防蟻剤、農薬、石油化学建材、ユリヤ樹脂、接着剤、アスベスト建材、化学物質に
よる室内汚染、カビ、ダニ、結露、温度差、ホルムアルムデヒド、ラドン、電磁波、産業廃棄物の問題など
地球環境や、人間の健康を省みない住宅があまりにも多すぎます。

ヨーロッパでは70年代に環境や健康について問題意識が高まってきましたが我が国では
ここ2ないし、3年前からといってもよいでしょう。自然保護運動については、かなり前から
運動が起きていますが、住まいと健康については始まったばかりです。

WHOの定義によると「
健康は身体的、精神的、そして社会的に完全に良好な状態にあることである」と
されています。つまり精神的に安定して、肉体的悩みがなく社会的にも安定していなければ健康では
ないという意味です。又、有名な医師で、自然研究家でもあった、パラセルサス(1493~1541)は、
人間には3層の皮膚があると言っていました。

まず、人間本来の皮膚と洋服そして3層目の皮膚は、人間が住む住宅です。
従って、常に健康でいるためには、健康的な食生活、人体に悪い影響を与えない洋服、有害物質を
含まず健康で快適な住まいが必要なのです。

目標は、建築生物学的立場から見て人体に害のない、そして人間が気持ちよく住める住まいを造る
ことです。人間も地球上の生物の中の一員なのです。
他の生物が住みにくく、まして住めなくなる環境、それはやがて私達人間も住めなくなることを
意味しています。住まいにも同じことが言えます。

化学の進歩は人類に、多くの恩恵を与えていることも事実です。私達はその全てを否定している
訳ではないのです。生活を快適にする設備機器、耐水性の素材、部品など、適材適所に共存する
箇所はいくらでもあり、例えばそれらによって、より快適になったり気密性や断熱性が向上したり、
錆などの問題から開放されたものも多いはずです。

しかし、経済主義、コスト主義、あるいは大量生産に向いているという理由から、地球環境にも
人間にも問題のある有害建材を大量に使用する事は、問題があるのではないでしょうか。
コストやクレーム、技術的に簡単、工期が早い、熟練した技術者がいらない、などの理由から
人間の健康を無視した建築資材、部品の選び方は、問題があるのではないでしょうか。

ホルムアルデヒドやアスベストは勿論、有害物質が含まれていない建材を使い、建築生物学的に
適した、自然、天然素材の木材や建材を使い、住まいを造らなければなりません。
今 ここで、本当の住まいとはなにか、私たち人間が共生してきた自然素材の安全性を見直し、
環境への影響を考えてみる必要があります。

私達は、住まいを造るとき、建材を選択するとき、イニシャルコストだけを考えるのではなく、
製造からの環境汚染、生活しているときの人間への影響、メンテナンス費用、さらには造られたものは
いずれは朽ち果て廃棄します。その
廃棄するときのコストを含めた、建材の生産過程から、使用、
そして
廃棄までのライフサイクルのトータルコストで物事を考え、選択していかなければならないの
ではないでしょうか。つまり、この地球この自然の中で、地球と運命を共にするなら、地球に対する
影響、人間に対する影響、さらに廃棄コストまでをも考えて欲しいのです。

私達は、このような
石油化学物質や農薬、有害建材におおわれた住まいづくりではいけない
と思い立ち上がりました。

私達は、
住まいを造るだけでなく、次の世代に健康的で快適なものを残していくという義務があります。
そして、快適さはもちろん、私達が住む、地球や周辺環境にも配慮した、住まいづくりでなくてはなら
ないと思っています。人間にとって、住まいは、もっとも関わりある重要な部分なのですから、
いかに自然に近いかが大切なのです。
自然に近い住まいを造るために、そして、見ただけで
他の住まいと、はっきり違いがわかるような住まいづくりの為に、どのような工法、どのような
自然素材や木材、建材を使っていかなければならないか…私達は、川上の山の林業家、森林組合、
製材業者、川下の町の建築家、流通業者、建材メーカー、町の施工業者、さらに、一般消費者、環境学の
研究者等を交えて、地球に…、環境に…、そして人間に優しい、木を豊かに使った、住まいづくりの活動を
しています。

人類誕生から私たちの最も身近な素材、木材を始めとする自然素材や天然素材はまだまだあります。
健康で無害な自然建材を、私たちの肌で触れるところ、目で見えるところ、そして、見えなくなって
しまうところにも使って下さい。

自然の恵みにあふれた健康で、心安らぐ住まいづくりを一緒にしましょう。





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