国産材を使用することにより、 林業育成が進み、 山の手入れが行き届く… それが森林荒廃を防ぎ、 自然を豊かにする… そんな森からの家づくりを私達は考え、私達は日々 活動しています。  宮崎の森から産地直送 オール国産材の健康的な住まいづくり…。

私たちの活動
Our Works


木を豊かに使った…
健康で、ナチュラル思想の住まい造りを提案します!




私たちは、日本における住まいづくりにおいて、国産材をおおいに利用し、活用し、山のみどり、
資源の有効活用、又、日本の気候風土、文化の中での住まいのあり方を見直し、●地球に優しい…
▲環境に優しい… ■そして人間に優しい…木を豊かに使った、
「ナチュラル思想の健康な住まいづくり」を理念に、活動をしています。


「木の住まいを創る会」は、1986年に国産材運動を主に活動を開始致しました。
現在の一般的な住まいづくりは、愛する家族が安心して住む事ができる「住まい」なのだろうか…?
こんな疑問が発端となりました。『今のままでは有害建材に埋め尽くされ、人類が破滅してしまう…』
こんな危機感・そして想いから、自分で立ち上がることに決めました。

私達は、住まいを造るだけではなく、次の世代に健康的で快適なものを残していく義務があります。
そして、私達が住む地球や、周辺環境にも配慮した住まい造りである必要があると思います。

人間にとって『住まい』とは、もっとも関わりある重要な部分です。
だからこそ、自然に近いことが大切なのです…。自然に近い住まいを造るため、そして、見ただけで
他の住まいと、はっきり違いが判るような住まいづくりの為には、どのような工法、どのような自然素材や
木材、そして建材を使っていかなければならないのかを考えて活動する必要があると思うのです。

だから私達は、川上の山の林業家、森林組合、製材業者、川下の町の建築家、流通業者、建材メーカー、
町の施工業者…さらに、一般消費者、環境学の研究者等を交えての、『地球に…、環境に…、そして、人間に
優しい、木を豊かに使った住まいづくり』を考え、活動をしています。

人類誕生から、私たちの最も身近な素材、木材を始めとする自然素材や天然素材はいっぱいあります。
健康で無害な自然建材を、私たちの肌で触れる場所、目で見える場所、そして、見えなくなってしまう
所にも使って下さい。自然の恵みにあふれた健康で、心安らぐ住まいづくりを一緒にしましょう。


より詳しく…【私たちの活動の発端】

日本の気候風土は、高温多湿にもかかわらず、高気密にし、換気や通気に配慮せず、住まいを潜水艦のように
し、まるでビニール袋の中に住んでいるようです。また、構造材の柱などは、輸入材の「米栂」一辺倒…。
このままでは、日本の林業がダメになってしまいます。更に、臭化メチル剤などで、カビや害虫などの予防・
駆除の為、くん蒸処理された外材が多用され、土台に至っては、そのままでは耐久性がない為、『注入材』と
称して有害な CCA (銅、クロ・ヒ素の溶剤)を米栂に注入した土台が使用されています。
また、室内に目を向ければ、内装材は、合板のフローリング、化粧合板の壁、プリント合板、パーティクルボード、
ビニールクロス等が氾濫しています。このため室内には、有害物質のホルムアルデヒドやダニ、カビが充満し、
人間の健康を省みない住まいを、あまりにも多く目にします。

窓枠、 ドア枠材、 巾木、 室内ドア、 家具、 内装材に至るまで、 ポリ塩化ビニールにプリントされた、
塩ビシートやポリエチレンシートで覆われた建材が使用されているのです。

一方、室内には、ユア樹脂の接着剤やビニールクロス・新建材、家具材等から放出される、ホルムアルデヒドに
よって、抵抗力のない子供や大人までもが石油化学系の建材や、製品に対しアレルギー過敏性になり、
アトピー性皮膚炎等に悩まされている事が少なくありません。最近は抵抗力のない子供だけでなく、
大人までもがアレルギー性の皮膚炎や喘息になっているようです。

ビニールクロスや化粧合板、塩ビ化粧合板、プラスチック建材等の石油化学建材が多用されるため、室内の
調湿機能のない住まいが多く、内壁に結露水や水滴が付きます。これが原因で、カビが発生し、カビを栄養に
したダニが発生し、喘息やアレルギー性皮膚炎の原因になっていることが多いのです。
これではまるで、体を悪くするために一生懸命働き、不健康な住まいを造っているようなものです。
こんな商業主義に毒された不健康な住まいづくりで良いのでしょうか?

耐久年数にも疑問があります。最近の日本の住宅の平均建替え年数が、15~20年と統計が出ています。
住宅ローンのローン年数は25~30年。ローンが完済しないうちに住まいがダメになる様では困ります…。
木の国スウェーデンでは、住まいを造るため、木を切ってから植林し、その木が成木として使用されるまでの
期間から、住まいの耐久性が求められているそうです。それを裏づけるように、75年ローンがあると言います。

高齢化社会が叫ばれ、住まいも高齢化に対応した住まいが求められていますが、間取りやシステムだけを
高齢化対応にすれば良い訳ではないと思うのです。高齢になった時に、増改築も、リフォームにも、対応でき
ないような住まいでは困ります。ヨーロッパの様に、現在のライフスタイルに合わせて、リフォームを行い
ながら住んでいく事が、本当の住まいの姿なのではないでしょうか?これが、100年や150年前の価値ある
住まいを残していくのだと思います。

木材耐腐、耐蟻用薬剤、防蟻剤、農薬、石油化学建材、ユリヤ樹脂、接着剤、アスベスト建材、化学物質による
室内汚染、カビ、ダニ、結露、温度差、ホルムアルムデヒド、ラドン、電磁波、産業廃棄物の問題など地球環境や、
人間の健康を省みない住宅が、今の日本にはあまりにも多すぎます。ヨーロッパでは70年代に環境や健康について問題意識が高まってきましたが、私たちの国、日本では、ここ2ないし3年前からといってもよい位に関心が低いのが現実です。自然保護運動については、かなり前から運動が起きていますが、住まいと健康に
ついては、まだ始まったばかりです。

WHOの定義によると「健康は身体的、精神的、そして社会的に完全に良好な状態にあることである」とされて
います。つまり精神的に安定して、肉体的悩みがなく社会的にも安定していなければ健康でないという意味
です。有名な医師で、自然研究家でもあった、パラセルサス(1493~1541)は、人間には3層の皮膚がある
とも言っていました。まず、人間本来の皮膚と洋服、そして3層目の皮膚は、人間が住む住宅です。
従って、常に健康でいるためには、健康的な食生活、人体に悪い影響を与えない洋服、有害物質を含まず
健康で快適な住まいが必要なのです。

私たちの目標は、建築生物学的立場から見て人体に害のない、そして人間が気持ちよく住める住まい造り
です。人間も地球上の生物の中の一員です。他の生物が住みにくく、まして住めなくなる環境、それはやがて
私達人間も住めなくなることを意味しています。住まいにも同じことが言えると思うのです。化学の進歩は
人類に、多くの恩恵を与えていることも事実です。私達はその全てを否定している訳ではありません。生活を
快適にする設備機器、耐水性の素材、部品など、適材適所に共存する箇所はいくらでもあり、例えば、それらに
よって、より快適になったり気密性や断熱性が向上したり、錆などの問題から開放されたものも多いはずです。

しかし、経済主義、コスト主義、あるいは大量生産に向いているという理由から、地球環境にも人間にも問題の
ある有害建材を大量に使用する事は、問題があるのではないでしょうか?コストやクレーム、技術的に簡単、
工期が早い、熟練した技術者がいらない…等、これらの理由から人間の健康を無視した建築資材、部品の選び
方は、問題があると思うのです。ホルムアルデヒドやアスベストは勿論、有害物質が含まれていない建材を
使い、建築生物学的に適した、自然、天然素材の木材や建材を使い、住まいを造らなければなりません。

今ここで、本当の住まいとは何か…
私たち人間が共生してきた自然素材の安全性を見直し、環境への影響を考えてみる必要があります。

そこで私達は、住まいを造る時…、建材を選択する時、イニシャルコストだけを考えるのではなく、製造からの
環境汚染、生活しているときの人間への影響、メンテナンス費用、さらには造られたモノが何時か朽ち果て、
廃棄になる、その時のコストを含めた…、建材の生産過程~使用~廃棄までのライフサイクルの、トータル
コストで物事を考え、選択していかなければならないと考えています。つまり、この地球、自然の中で、地球と
運命を共にするなら、地球に対する影響、人間に対する影響、さらに廃棄コストまでも考えて欲しいのです。

私達は、このような石油化学物質や農薬、有害建材におおわれた住まいづくりではいけないと思い、
立ち上がりました。