1 大安、友引を探す。
【六曜】
六曜は、中国の六壬時課(りくじんじか)という時刻の占いが、我が国に伝わり、日の占いに変化したもので、旧暦の朔日ごとに繰方が変わる。明治以前の暦には、記載されていない比較的歴史の浅い歴注である。
大安:(たいあん 移転開店婚礼旅行その他全てに良し、大吉日
友引:(ともびき) 朝夕良し、正午悪し、葬式を忌む、祝い事吉。
先勝:(せんかち) 急用や訴訟などに用いて吉の日。但し午後は、凶
先負:(せんまけ) この日は諸事控えめに静観がよい。午後は大吉。
仏滅:(ぶつめつ) この日は、何事をするのも忌み慎む方が良い日。
赤口:(しゃっこう) 新規事開始その他何事をなすのも忌むべき日
2 選日を検討。三隣亡などと忌み嫌う日や一粒万倍日などの吉日などを考慮して選ぶ。
一粒万倍日
(いちりゅうまんばいび)
一粒の種が万倍に増える日とされ、古来から事始めに用いられ、特に商売始め、開店などの吉日とされています。
反面、増えて多くなるという意味から、人からものを借りたり借金するのには不向きの日です。
天一天上 天一神又は、中神といわれる十二神将の主将が、癸巳の日から戊申の日に至る十六日間天に昇っている期間を天一天上と呼ぶ。
  この期間は、どの方角にも天 一神の災い厄を受けない。天一神は、已酉の日から四十四日間は、東北から時 計回りに、四方四隅を六日乃至五日づつ遊行する。
天赦
(てんしゃ)
てんしゃ 最上の吉日とされ、春は戊寅、夏は申午、秋は戊申、冬は甲子の日を、これに当てる。
十方暮
(じゅっぽうぐれ)
十方ぐれ 六十干支の中、甲申より癸巳までの十日間は、丙戌と已丑の二日を除き干と支が相克の関係にあるため、天地及び八方が閉塞する。
これを十方暮という。十方暮は、何事も成就しない凶日とされている。
三隣亡
(さんりんぼう)
古くは三輪宝と記されて、造作の吉日であったが、後に三隣亡となって、造作を忌む日なった。
旧暦時代の官暦には記載されたことはなく、三隣亡が暦に登場したのは、明治以降の運勢暦が始めてである。
繰り方は、節切りで、正 4,7,10月は亥の日、2,5,8,11月は寅の日、3,6,9,12月は牛の日である。
この三隣亡の日を選ぶことはありません。絶対に避けなければならない日です。
不成就日
(ふじょうじゅび)
障りがあって物事が成就せず、特に結婚、開店、柱建て、命名、移転、契約ごとなどには不向きです。
3 地鎮祭の吉日を探す。
甲子、申辰、甲午、乙卯、乙酉、乙亥、庚子、庚辰、庚午、庚戌、辛丑、辛亥、壬申、癸巳、癸酉、癸亥を大吉とする。    
また、正月は子、二月は丑、三月は寅と十二支を順に数えて、その日を地鎮祭の大吉日とする。
4 土用の期間中は、土を犯したり、殺生することを嫌う
五行説によれば、春は木、夏は火、秋は金、冬は水の気が司り、四季の最後の約18日間は、土の気が配される。
土用の期間には、土を犯したり、殺生することを忌む。
土用は1年間に4回、合計72日ある。
@春土用  4月17日〜18日間
A夏土用  7月20日〜18日間
B秋土用  10月20日〜18日間
B冬土用  1月17日〜18日間
★大安や友引の日を選択するのも大事ですが、土用の期間に地鎮祭を避けることは大変大事なことなのですが、このような習わしや知識を知っている方や建築のプロでも少なく、知らずにこの期間に行っている方が多いようです。
5 自分と家族が、休日の取れる日程も検討。
家族にとっては、一生に一度の大事業ですので、同じ始めるなら日のいい日に始めることに越したことはないのですが、仕事の都合もあり、休める日も限られています。
また、工事の日程や工事業者の都合もあります。
そのため、上記のような検討をしていき、妥協できる日程で決定しているのが実情です。
日程は、大安や友引の日だけでなく、先勝(午前中は吉)、先負(午後は吉)などの日程も選ばれて、地鎮祭を行っています。