NPO法人 『木の住まいを創る会』
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地 鎮 祭




地鎮祭の日の選び方



NPO「木の住まいを創る会」地鎮祭風景 建築には欠かせない儀式『地鎮祭』。
地鎮祭とは、土木・建築などに先立ち、
その土地の神を祭り、工事の無事を祈る儀式です。

施主にとっても、その土地でこれから数十年と
住んでいくため、『土地の神』に挨拶する、
大切な行事です。

最近では、建築主も面倒ということで省略されたり、分譲住宅や建て売り、売り建て(形だけの注文住宅風
にしているだけのもの)方式での家づくりや、
ハウスメーカーの建築方式の中には、建築の儀式を
行わない事も少なくないようです。
歴史的に見ても、地鎮祭は数百年以上の歴史があり、遠い昔から行われている歴史ある大切な行事
です。最近では、自分の両親も経験がなかったりと、正しい知識を持っている人も少なく、儀式を
経験した人が少ないようです。様々な面で大切にされている地鎮祭を行わず、後悔してしまう前に、
地鎮祭の日の選び方について説明します。

日本人は、昔から、結婚式や七五三などの祝い事を行うときはよく大安吉日を選び、事を運ぶこと
が多いようです。気にしないか方もいますが、何か良くない事が起きたときなどは、親戚や廻りの
方から指摘されると後悔することが多いようです。実は、建築計画をしていく上で、建築上の儀式
があります。

最近では、分譲住宅を購入したり、建て売り、売り建て(形だけの注文住宅風にしているだけ。
方式での家づくり、大手メーカーハウスの建築方式の中には建築の儀式を行わない事も少なくない
ようです。建築主も、面倒と言うことで、省略する方もいるようです。

しかし、これらのことを行うことの精神的な意味や近隣に対する挨拶、工事担当者や職人、現場で
の打合せの重要さを考慮すると、行うことの意義はあるように思われます。
そこで、行うことになりましたら、やはり、大安吉日のような幸運な日を選定して行いたいと思う
のは建築主や工事業者としては当然のことです。

『地鎮祭の日の選び方』

POINT 1 大安、友引を探す。
【六 曜】 六曜は、中国の六壬時課(りくじんじか)という時刻の占いが、
我が国に伝わり、日の占いに変化したもので、旧暦の朔日ごとに
繰方が変わる。明治以前の暦には、記載されていない比較的歴史
の浅い歴注である。
大安:(たいあん) 移転開店婚礼旅行その他全てに良し、大吉日
友引:(ともびき) 朝夕良し、正午悪し、葬式を忌む、祝い事吉。
先勝:(せんかち) 急用や訴訟などに用いて吉の日。但し午後は、凶
先負:(せんまけ) この日は諸事控えめに静観がよい。午後は大吉。
仏滅:(ぶつめつ) この日は、何事をするのも忌み慎む方が良い日。
赤口:(しゃっこう) 新規事開始その他何事をなすのも忌むべき日

POINT 2 選日を検討。
三隣亡など、忌み嫌う日や一粒万倍日などの吉日を考慮して選ぶ
一粒万倍日
(いちりゅう
まんばいび)
一粒の種が万倍に増える日とされ、古来から事始めに用いられ、特に商売始め、開店などの吉日とされています。その反面、増えて多くなるという意味から、人から物を借りたり借金するには不向きです。
天一天上 天一神又は、中神といわれる十二神将の主将が、癸巳の日から戊申の日に至る十六日間天に昇っている期間を天一天上と呼びます。
この期間は、どの方角にも天 一神の災い厄を受けません。
天一神は、已酉の日から四十四日間、東北から時計回りに、四方四隅
を六日乃至五日づつ遊行します。
天赦
(てんしゃ)
最上の吉日とされ、春は戊寅、夏は申午、秋は戊申、冬は甲子の日
を、これに当てます。
十方暮
(じゅっぽうぐれ)
六十干支の中、甲申より癸巳までの十日間は、丙戌と已丑の二日を
除き干と支が相克の関係にあるため、天地及び八方が閉塞します。
これを十方暮と言い、何事も成就しない凶日とされています。
三隣亡
(さんりんぼう)
古くは三輪宝と記され、造作の吉日でしたが、後に三隣亡となって、造作を忌む日なりました。旧暦時代の官暦には記載された事はなく、三隣亡が暦に登場したのは、明治以降の運勢暦が始めてです。
繰り方は、節切りで、正 4,7,10月は亥の日、2,5,8,11月は寅の日、3,6,9,12月は牛の日である。
この三隣亡の日を選ぶことはありません。
絶対に避けなければならない日です。
不成就日
(ふじょうじゅび)
障りがあって物事が成就せず、特に結婚、開店、柱建て、命名、
移転、契約ごとなどには不向きです。

POINT 3 地鎮祭の吉日を探す。
甲子、申辰、甲午、乙卯、乙酉、乙亥、庚子、庚辰、庚午、庚戌、
辛丑、辛亥、壬申、癸巳、癸酉、癸亥を大吉とする。
また、正月は子、二月は丑、三月は寅と十二支を順に数えて、
その日を地鎮祭の大吉日とする。

POINT 4 土用の期間中は、土を犯したり、殺生することを嫌う
五行説によれば、春は木、夏は火、秋は金、冬は水の気が司り、四季の最後の約18日間は、土の気が配される。
土用の期間には、土を犯したり、殺生することを忌む。
土用は1年間に4回、合計72日ある。
①春土用  4月17日~18日間
②夏土用  7月20日~18日間
③秋土用  10月20日~18日間
③冬土用  1月17日~18日間
★大安や友引の日を選択するのも大事ですが、土用の期間に地鎮祭を避けることは、大変
大事なことなのですが、このような習わしや知識を知っている方や建築のプロでも少なく、
知らず、この期間に行っている方が多いようなので、ご注意ください。

POINT 5 自分と家族が、休日の取れる日程も検討。
家族にとっては、一生に一度の大事業ですので、同じ始めるなら、日の良い日に始めること
に越したことはないのですが、仕事の都合もあり、休める日も限られています。

また、工事の日程や工事業者の都合もあります。そのため、上記のような検討をしていき、
妥協できる日程で決定しているのが実情です。日程は、大安や友引の日だけでなく、先勝
(午前中は吉)、先負(午後は吉)などの日程も選ばれて、地鎮祭を行っています。



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スズキ建築設計事務所
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